「いざ、日本の祭りへ」(1) 三社祭と浅草ガイド

氏子、宮頭、宮出し……9つのキーワードで見る三社祭2012

社会 文化

三社祭を9つのキーワードで見ると、祭りの楽しみ方が違ってくる。浅草に生まれ育った氏子の心境、浅草に魅了されて移り住んだ人の想い、神輿を復活させ継承する技、本社神輿を陰で支える人の想いなど。そこに見えるのはただ一つ「祭りをいいものにしたい」。三社祭はそんな一人ひとりが物語の「主人公」なのだ。

半纏コレクション

5月19日正午、浅草寺の観音堂裏では氏子44カ町の町会神輿が集結した。この日のために仕立てた印半纏(しるしばんてん)を担ぎ手たち披露する。氏子、神輿会、青年会ごとにそのデザインはさまざまだ。「我が半纏が一番!」とカメラに向かってポーズ。まさに「江戸の華」のようにカラフルな半纏が観音裏を埋め尽くした。

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