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「空白恐怖症」「ばえる(映える)」が大賞:国語辞典の編者らが選んだ2018年の新語

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国語辞典を出版する小学館と三省堂が、専門家や編集部が選んだ2018年の新語をそれぞれ発表した。

小学館「大辞泉が選ぶ新語大賞2018」語釈

(全て読者が投稿した語釈)

空白恐怖症

自分の仕事がないときに、あたかも仕事をしているように見せるためにダミーの予定やフェイクの予定を入れるほど、自分の予定が空白な事を恐れること。

卒婚

結婚の卒業。結婚という形式は維持しながらも、夫婦が互いに干渉せず、それぞれの人生をそれぞれに歩んで行く。

ご飯論法

言い逃れ答弁の論法で、「朝ごはんを食べましたか?」という質問に「(朝、パンは食べたけど、ごはん=米飯は)食べていない」と答えるようなやり方。

億り人

投資で1億円以上の資産を築いた人。

フェアプレーポイント

あの日本が予選2位で通過できた、嘘のようなシステム。

まるっと

(1)丸みを帯びたさま。(2)まるごと。

スーパボランティア

経験豊富で、リーダーとして現場のとりまとめをこなせるボランティア。

じたハラ

時短ハラスメントの略。上司が、仕事が残っているにもかかわらず部下に残業を許可せず帰宅を促す圧力をかけること。

いみふ

意味不明の略。

介護脱毛

介護が必要になることに備えて、介護者の作業を減らすよう自らの陰毛などを剃っておくこと。

多浪生

大学入試への浪人回数が多い受験生。

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