沖縄戦が終わって70年。米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設をめぐる国と沖縄県の亀裂は深まるばかりだ。その対立の背景を琉球・沖縄の歴史、戦後の基地反対運動、東アジアの安全保障問題などから多角的に考察する。