ポストFUKUSHIMAのエネルギー戦略

原発放棄は短・中期的にとる政策ではない

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十市 勉 【Profile】

資源に乏しい日本にとって、エネルギーの安定供給の確保は、国家の存立を左右する重要な課題。「原子力発電に対する不安と怒りが渦巻く中でも、日本にとって何が必要かを冷静に考えなければ」と話す十市氏がエネルギー戦略を考察する。

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原子力発電 脱原発 天然ガス 地球温暖化

十市 勉TOICHI Tsutomu経歴・執筆一覧を見る

(財)日本エネルギー経済研究所顧問。1945年生まれ。東京大学理学系大学院地球物理コース博士課程修了。理学博士。(財)日本エネルギー経済研究所主任研究員、米国 マサチューセッツ工科大学(MIT)エネルギー研究所客員研究員、(財)日本エネルギー経済研究所専務理事(最高知識責任者)・首席研究員などを経て現職。主な著書に『21世紀のエネルギー地政学』(産経新聞出版、2007年、第28回エネルギーフォーラム賞普及啓発賞受賞)『石油−日本の選択』(日本能率協会マネージメントセンター、1993年)、『第3次石油ショックは起きるか』(日本経済新聞社、1990年、第11回エネルギーフォーラム賞優秀作受賞)、『石油産業 シリーズ世界の企業』(編著、日本経済新聞社、1987年、第8回エネルギーフォーラム賞受賞)など。

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