【トクする!防災】避難の心得 津波編 津波が来たら
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避難の心得 津波編 津波が来たら
日本で地震や津波は大きな問題です。地震が来た時、「この地震による津波の心配はありません」というメッセージを見たことはありませんか。
日本で津波が来たら、「どうすればいいか」を知っていますか。分かったら、より安全に日本の生活を楽しむことができるでしょう。
いつ津波が来るか
(1) 地震=津波
大きな地震でも、小さな地震でも、揺れを感じたら、「津波が来る」可能性があることを覚えておきましょう。インターネットやテレビの情報を待っていると、逃げ遅れる可能性があります。
(2)津波注意報や津波警報を見聞きしたら
離れたところで地震が起きた場合、今いる場所が揺れていなくても、津波が来ることがあります。できるだけ早く安全な場所に逃げましょう。
(3)津波の前に海の波が引くとは限らない
津波は海の波が引くことなく来る場合があります。津波が来るか確認するために海を見に行くことはやめましょう。
津波の情報の違いは?
津波の情報は3つあります。
もしも津波が来たらどうすればいい?
(1)遠くより高く!
津波が来ることが分かったら、「遠く」より「高い」場所に逃げましょう。津波が10mより高い場合、津波避難ビル(※1)でも危険なケースがあります。ここなら安心と思わず、より高い場所を目指して避難しましょう。場所によっては、予想よりも高い津波が来るより可能性があります。
※1:津波避難ビル:津波から一時的に避難するための建物
(2)車では逃げない!
道が混んでしまい、走って逃げるよりとても遅くなることがあります。車ごと津波に流される危険性もあります。
(3)海だけではなく、川からも津波が来る!
海ではなくても、川の近くにいたら注意してください。津波は川をさかのぼってくるので、とても危ないです。すぐに安全な場所に逃げましょう。
(4)一度避難したら戻らない!
津波は1回だけではありません。「津波が来なかった」「津波があまり高くかった」と安心してはいけません。長い時間がたっても、津波がまた来ることもよくあります。津波警報・津波注意報が取り消されるまで絶対に戻らないでください。津波は何度も繰り返し来ます。大きい波が後から来ることがあります。
「私の家に津波は来ません」「自分は大丈夫」と思っている人は、被害に合う可能性が高いです。いつも最悪の状況を考えて行動しましょう。津波が来たら何をすればいいか事前に分かっておくと、家族や友人を守ることにつながります。