行正り香の手軽でおいしい和食レシピ12 (12)おにぎり
Guideto Japan
暮らし
日本人のソウルフード、おにぎり。最近はいろいろな具材の組み合わせがありますが、基本はお米と塩と海苔。まずは、おいしいお米の炊き方を伝授します。海外でおいしいお米を炊くコツは、できるだけ軟水を使うことです。
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材料(2個分)
- 日本のお米:カップ1
- 水(軟水):カップ1.2
- 粗塩:1個に対して小さじ1/3程度
- のり:適宜
作り方
(1)お米に水を注ぎ、手で軽くかき混ぜてサーッとすすぎます。白いとぎ汁が出なくなるまで繰り返します(だいたい8回ほど)。
(2)水を吸いやすくするため、ざるにあげて30分ほど乾燥させます。
(3)その後、水(できれば軟水)に浸して30分ほど待つ。1〜2時間置くとさらにお米がふっくらします。
(4)鍋にお米と水を入れ(お米1に対し、水は1.2)、強火にかけ、沸騰したらごく弱火で13分炊く。
(5)ラップにご飯をのせ、粗塩をまぶしてやさしく握る。握る回数は7回を目安に、“ふんわり、やさしく”が基本。塩で握っただけでもおいしいが、のりを巻いたり、ご飯の中に好きな具材を入れたりするのもおいしい。
Cooking Tips
- 日本人はおにぎりが大好き。遠足や運動会などで、日本人は子どもの頃からおにぎりに親しんでいます。
- 最近は海外でもおにぎりチェーン店が出現していて、中に入れる具材もバリエーション豊富です。
- 伝統的には梅干しやシャケ、おかか、めんたいこ、つくだ煮、みそなどを入れますが、焼き肉やゆで卵などを入れても喜ばれます。
- とはいえ、シンプルに塩だけで握ったおにぎりがやっぱり最高。
- おいしいお米を炊くには、とにかく“軟水を使う”ことが大事です。
- お米を炊く時間がないときは、レンジで温めるだけでのパックご飯を使っても大丈夫ですよ。パックご飯にはいろいろな米の種類があり、おいしい商品がたくさん出ています。
- まずはパックご飯で、甘くて粘り気がある日本のお米の味を覚えると、自分でお米を炊くときの参考になります。
- おいしいおにぎりを作るコツは、とにかくやさしく握ること。
- コンビニのおにぎりのようにきれいな三角形に整えようとすると、固くなってしまうので注意。ちょっと丸っこく、不格好なくらいの方がおいしく仕上がります。
- のりはぴかぴか光っている方が表。表が見えるように巻いてくださいね。
編集協力=宇佐美 里圭