nippon x fashion 2012

世界に進撃する若手デザイナー12選

社会 文化

ファストファッションが世界を席巻する中、こだわりのある服作りを続けるデザイナーは多くはないが確かに存在する。日本のファッションの「いま」と「これから」を感じさせる気鋭12ブランドの作品を厳選して紹介。

FACETASM ファセッタズム

落合宏理(ひろみち)(1977年生まれ)が文化服装学院を卒業後、テキスタイル会社「ギルドワーク」勤務と同時にNGAP(服から内装までを手がけるアーティスト)のアシスタント経験を経て、2007年秋冬よりファセッタズムをスタート。
これまで展示会形式で発表してきたが、2012年春夏の東京コレクション最終日のイベント「VERSUS TOKYO」において、初のランウェイショーを見せた。「To be crucially free —決定的に自由であるために—」をテーマに「いま、ここ」の時代性を追求。柄物を重ね合わせたり、エスニックとトラッドを混ぜたりというスタイルに、今の東京の若者が感じる等身大の自由が表現されている。

http://www.facetasm.jp/

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