nippon x fashion 2012

世界に進撃する若手デザイナー12選

社会 文化

ファストファッションが世界を席巻する中、こだわりのある服作りを続けるデザイナーは多くはないが確かに存在する。日本のファッションの「いま」と「これから」を感じさせる気鋭12ブランドの作品を厳選して紹介。

writtenafterwards リトゥンアフターワーズ

ロンドンの美術学校で出会った山縣良和(やまがた・よしかず)と玉井健太郎が中心となって2007年に設立(玉井は2009年脱退)。ファッションデザインを「人間の様相、流行のデザイン」と捉え、教育、社会、文化、環境的観点を持ったコミュニケーションツールとしての役割を提案する。デザイナーの山縣良和は2005年 セントラルセントマーティンズ美術大学ウィメンズウェア学科卒業。「ITS#3」にて3部門受賞。ジョン・ガリアーノのデザインアシスタントを務めた後、リトゥンアフターワーズ設立。2012年春夏は、来場者にしか内容を知らせない秘密のショーだった。(写真は2011年秋冬コレクション「究極の成熟したガーリーファッション」。撮影者:上段Chikashi Suzuki、中段Kanako Sasaki)

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