日本の城は長い歴史の中で全国に約2万5000も築かれたといわれる。3世紀ごろの環濠(かんごう)集落、15~17世紀の戦国から江戸時代初期の山城や天守を持つ壮大な城、19世紀の幕末に西洋の要塞(ようさい)の様式を取り入れた城。さまざまな姿の城は、現代ではそれぞれの地域の歴史や文化を知る観光の目玉になっている。バナー画像:姫路城(PIXTA)