激突！「鎌倉武士vs元の騎馬軍団」

モンゴル帝国の元が日本に攻め入った元寇。外国からの初の本格侵攻は「異国襲来」として、恐れられた。それから750年目に当たる今年（2024年）、長崎県松浦市などゆかりのある全国24自治体はイベントや記念展を開き、その歴史を振り返ろうとしている。元はなぜ極東の島国・日本を攻めてきたのか、そして幕府軍はどう戦い、勝ったのか──。戦場となった博多湾や長崎県・鷹島、当時の幕府があった鎌倉を訪れ、戦の実像に迫ってみたい。

（写真は『蒙古襲来絵詞』より＝九州大学附属図書館所蔵＝）