100余年の時を超え、今もなお私たちの心に響く金子みすゞの童謡の数々。1984年の全集出版まで長い間埋もれていたみすゞの詩は、童謡詩人の矢崎節夫氏によって発掘され、今では小学校の国語の教科書に掲載されたり、各国言語にも翻訳されたりしている。「みんな違って、みんないい 」「見えぬけれどもあるんだよ 」と人々の心に寄り添う金子みすゞとその詩を矢崎氏の解説と共に紹介する。写真提供=「金子みすゞ著作保存会」