東京オリンピック・パラリンピック開催まであと約1年。巨額の費用をかけて準備は進むが、本番に向けて「計算しきれない」課題も残っている。選手やスタッフ、観客の体調への影響が懸念される「暑さ」対策、道路や鉄道にかなりの混雑が見込まれている「交通」対策、そしてバリアフリーの観点から検証する。バナー写真:フラッグツアーの終了イベントで、五輪旗を振る小池百合子東京都知事(左)とパラリンピック旗を振る桜田義孝五輪担当相=2019年3月30日、東京・丸の内(時事)