ニッポンのアイドル事情

山口百恵、ピンクレディー、松田聖子…。1970、80年代は日本のアイドル全盛期で、多くの人のあこがれの存在だった。現在はAKB48、乃木坂46、ももいろクローバーZなどが“会いに行けるアイドル”"いま、会えるアイドル"として人気を集めている。一方で、2018年には松山市を拠点に活動する農業発信ガールズユニット「愛の葉（えのは）Girls」のメンバーが自殺、19年にはAKB48グループで新潟市を拠点とするNGT 48のメンバーに対する暴行事件が起きるなど、懸念される出来事が相次いでいる。アイドルとはどんな存在で、何を考え、いま何が起こっているのか。現代のアイドルとアイドルを取り巻く状況をリポートする。

写真：日本デビューシングル発売記念イベントを終え取材に応じる日韓ガールズグループ「IZ*ONE（アイズワン）」＝2019年1月20日、東京都文京区（時事）