北朝鮮、偵察衛星開発の「重要実験」と発表 5日のミサイル発射

国際・海外

北朝鮮は、偵察衛星システムの開発のための「重要な実験」を5日再び行ったと発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が6日に伝えた。写真は北朝鮮によるミサイル発射を伝えるニュースを見る人々。韓国・ソウルで5日撮影。(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji )
北朝鮮は、偵察衛星システムの開発のための「重要な実験」を5日再び行ったと発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が6日に伝えた。写真は北朝鮮によるミサイル発射を伝えるニュースを見る人々。韓国・ソウルで5日撮影。(2022年 ロイター/Kim Hong-Ji )

[ソウル 6日 ロイター] - 北朝鮮は、偵察衛星システムの開発のための「重要な実験」を5日再び行ったと発表した。国営の朝鮮中央通信(KCNA)が6日に伝えた。

韓国軍などは5日、北朝鮮が弾道ミサイルとみられる飛翔体を発射したと発表している。

偵察衛星開発のための発射実験は2月27日に続きこの1週間で2度目。北朝鮮は今年に入って9回のミサイル発射を行っている。

KCNAは、国家宇宙開発局(NADA)と国防科学院が「偵察衛星開発計画の下」発射を実施したと報道。「実験を通じ、衛星データの送受信、制御指令システム、さまざまな地上衛星管制システムの信頼性を実証した」とした。

2月27日の発射実験と同様、KCNAは今回の実験にどのようなタイプのロケットが使用されたかについて詳細に言及しなかった。韓国当局は、平壌近郊の国際空港がある地域から弾道ミサイルが発射されたと分析している。

(c) Copyright Thomson Reuters 2022. Click For Restrictions -
https://agency.reuters.com/en/copyright.html

ロイター通信ニュース