西武HD、国内31施設売却へGICと基本協定締結 1500億円程度

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2月10日、西武ホールディングスは、「ザ・プリンスパークタワー東京」などの国内ホテル・レジャー資産を、シンガポール政府系投資ファンドのGICに売却するための基本協定書を締結したと発表した。写真はGICのロゴ。シンガポールで2017年7月撮影(2022年 ロイター/Darren Whiteside)
2月10日、西武ホールディングスは、「ザ・プリンスパークタワー東京」などの国内ホテル・レジャー資産を、シンガポール政府系投資ファンドのGICに売却するための基本協定書を締結したと発表した。写真はGICのロゴ。シンガポールで2017年7月撮影(2022年 ロイター/Darren Whiteside)

[東京 10日 ロイター] - 西武ホールディングスは10日、「ザ・プリンスパークタワー東京」などの国内ホテル・レジャー資産を、シンガポール政府系投資ファンドのGICに売却するための基本協定書を締結したと発表した。売却額は1500億円程度。

取引の実行日は2023年3月期(資産譲渡日は22年9月)を予定。協定書の対象は31施設だが、対象資産の確定が売買契約締結時となるため、権利関係に関する協議の中で対象資産が変わる可能性もあるとしている。

同日に公表した2022年3月期通期の業績予想には、取引による影響は織り込んでいないという。

西武HDは併せて、既に公表済みの西武建設株の売却に加え、業績動向なども踏まえ、2022年3月期業績について、140億円の最終赤字予想から一転、90億円の黒字予想に修正した。

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