全銀協、次期会長に三菱UFJ銀の半沢頭取 来年7月就任
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[東京 16日 ロイター] - 全国銀行協会は16日、高島誠会長(三井住友銀行頭取)の後任として三菱UFJ銀行の半沢淳一頭取の就任が内定したと発表した。2022年7月から交代する。システム障害が相次いだみずほフィナンシャルグループは、2年連続で就任を見送る。
みずほFGの坂井辰史社長は今年4月の会長就任が内定していたが、システム障害の再発防止に専念するため辞退し、7月から三井住友銀の高島頭取が会長職を引き受けた。
高島会長は16日の定例会見で、システム障害が相次いだみずほに関連して、銀行界としてシステムガバナンスや障害時の対応、資源配分のあり方について見直す必要があるとの考えを示した。
今年8度目の障害の際には、資金洗浄関連の手続きに不備があったとして財務省から是正措置命令を受け、役職員の外為法令の知識不足などが指摘された。
高島会長は「銀行システムという社会インフラを安全、かつ確実に運営するにあたって高い目線での法令順守が求められる。そのための体制整備を行うことが最も重要」と述べた上で、今回の事案を踏まえ、役職員の研修プログラムの整備やシステムの管理体制強化などの重要性を改めて認識したと語った。
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