五輪=近代五種から馬術除外へ、東京大会の殴打事件受け 報道
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国際近代五種連合が、2024年パリ五輪後の近代五種から馬術を除外することを決議したと、英紙ガーディアンが報じた。写真は東京五輪で問題のあったアニカ・シュロイの馬術競技。8月に東京で撮影(2021年 ロイター)
[3日 ロイター] - 国際近代五種連合(UIPM)が2024年パリ五輪後の近代五種から馬術を除外することを決議したと、英紙ガーディアンが報じた。
それによると、今夏の東京五輪の同種目で、アニカ・シュロイ(ドイツ)が馬術の競技中に馬の扱いに苦慮した際、キム・レイズナー監督が馬を殴打したことを受けてUIPMが決断。代わりに自転車競技が採用されるという。
UIPMはロイターの取材に「近代五種から馬術がなくなるかどうかについては、肯定も否定もできない」とした上で、自転車競技に変更される件については「真実ではない」と返答した。
一方でUIPMは近代五種についての協議が進んでいることは認め、今週末には各国の連盟とオンライン会議が開催されるとした。
東京五輪でのレイズナー氏の行為を受け、動物擁護団体のPETAは国際オリンピック委員会(IOC)に、馬術競技を五輪から排除するよう要求した。PETAの幹部は、UIPMが行動を起こすことを決めたという報道を歓迎した。
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