ソフトバンクG、ドイツテレコム2位株主に Tモバイル株と交換
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9月7日、ソフトバンクグループは7日、保有するTモバイル株式4500万株と引き換えに新たに2億2500万株のドイツテレコム株式を取得すると発表した。写真はドイツテレコムのロゴ。バルセロナで2018年2月撮影(2021年 ロイター/Yves Herman)
[東京 7日 ロイター] - ソフトバンクグループ(SBG)は7日、独通信大手ドイツテレコムと戦略的パートナーシップ契約を締結し、発行株式の4.5%に相当する2億2500万株を取得すると発表した。
日本のソフトバンク、米国のTモバイルと合わせ、世界的な通信事業投資を拡充する。
SBGは保有するTモバイル株式のうち、4500万株をドイツテレコムへ譲渡。ドイツテレコムは新規に2億2500万株を発行し、SBGへ割り当てる株式交換を行う。SBGのTモバイル株式保有比率は3.3%に低下する。
今回の株式交換により、SBGは欧州と米国で約2億4000万人の顧客基盤を得ることができる一方、固定価格オプション対象のTモバイル株式の保有圧縮で、市場変動による保有株式価値の一段の向上も見込めるとしている。
SBGが大株主となったことで、ドイツテレコムはSBG副社長執行役員COOのマルセロ・クラウレ氏を監査委員に選任する予定。次回の株主総会で決定する。
<SGB株が急騰>
東京株式市場ではSBG株が9%超上昇。朝方から買いが先行していたが、発表を受けて上げ幅を拡大した。
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