22年度地方債計画案、借換債込みの市場公募9.5%減=総務省

8月31日、総務省は、2022年度の地方債発行総額について、前年度比16.2%減の11兆4324億円とする計画案を31日発表した。写真は都内で2013年2月撮影(2021年 ロイター/Shohei Miyano)
8月31日、総務省は、2022年度の地方債発行総額について、前年度比16.2%減の11兆4324億円とする計画案を31日発表した。写真は都内で2013年2月撮影(2021年 ロイター/Shohei Miyano)

[東京 31日 ロイター] - 総務省は、2022年度の地方債発行総額について、前年度比16.2%減の11兆4324億円とする計画案を31日発表した。借換債を含む市場公募資金は前年度比9.5%減の6兆8573億円と見込んだ。次年度計画は予算編成と併せて年末に策定する。

資金区分別では、公的資金が前年度比18.0%減の4兆8085億円、民間資金は同14.8%減の6兆6239億円とした。民間資金のうち市場公募は3兆7473億円と想定し、前年度計画額から16.2%減らした。

総額のうち、地方の財源不足に対応するために発行する「臨時財政対策債」は40.2%減の3兆2748億円とした。臨時財政対策債などの特別分を除いた通常分の総額は7兆2976億円で、前年度計画額と同額となっている。

*写真をつけて再送しました。

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