米規制当局、ステーブルコイン巡り19日討議へ=財務長官

7月16日、イエレン財務長官は、米金融規制当局トップで構成する米大統領諮問委員会(PWG)が19日に通貨監督庁(OCC)と連邦預金保険公社(FDIC)と会合を開き、ステーブルコインの利点やリスクを巡り討議すると明らかにした。写真は6月23日、議会小委員会で証言するイエレン氏(2021年 ロイター/Shawn Thew)
7月16日、イエレン財務長官は、米金融規制当局トップで構成する米大統領諮問委員会(PWG)が19日に通貨監督庁(OCC)と連邦預金保険公社(FDIC)と会合を開き、ステーブルコインの利点やリスクを巡り討議すると明らかにした。写真は6月23日、議会小委員会で証言するイエレン氏(2021年 ロイター/Shawn Thew)

[16日 ロイター] - 米金融規制当局トップで構成する米大統領諮問委員会(PWG)が、週明け19日に通貨監督庁(OCC)と連邦預金保険公社(FDIC)と会合し、ステーブルコイン(法定通貨を裏付け資産とする仮想通貨)の利点やリスクを巡り討議する。イエレン財務長官が16日発表した。

イエレン長官は声明で「規制当局者が一堂に会することで、ステーブルコインの潜在的なメリットを評価し、利用者や市場、金融市場に及ぶ恐れのあるリスクを軽減することが可能となる」と強調。「デジタル資産の急速な成長を踏まえ、規制や提言を巡り、当局の連携が重要」とした。

米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長も今週行った議会証言で「ステーブルコインが決済手段として大きな役割を担うようになれば、適切な規制上の枠組みが必要になる」と発言した。

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