フェイスブック、FTCの独禁法訴訟巡りカーン委員長の除外嘆願

7月14日、米フェイスブックは、米連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン委員長が同社に対するFTCの反トラスト法(独占禁止法)訴訟に携わらないよう求めた。写真は同社のロゴ。フランクフルトで2017年9月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)
7月14日、米フェイスブックは、米連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン委員長が同社に対するFTCの反トラスト法(独占禁止法)訴訟に携わらないよう求めた。写真は同社のロゴ。フランクフルトで2017年9月撮影(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ワシントン 14日 ロイター] - 米フェイスブックは14日、米連邦取引委員会(FTC)のリナ・カーン委員長が同社に対するFTCの反トラスト法(独占禁止法)訴訟に携わらないよう求めた。訴訟の行方に影響を及ぼす可能性がありそうだ。

フェイスブックは発表文で「カーン委員長は、フェイスブックに対するFTCの反トラスト訴訟について、先入観を持っていると判断できるような声明を一貫して発表してきた」と指摘。「公平性を守るため、われわれはカーン委員長がフェイスブックに対するFTCの反トラスト訴訟に関与しないよう求めている」とした。

FTCはこの嘆願に関するコメントを避けた。

2週間前には、FTCによる調査を受けているアマゾンも同様の嘆願を行っている。

6月に就任したカーン委員長は巨大テックに批判的なことで知られる。

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ロイター通信ニュース