米中、来週の外相会談の予定なし=米国務省当局者

6月23日、    英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米中両国が来週イタリアで開催される20カ国・地域(G20)会合でブリンケン国務長官と王毅外相の会談を実施する可能性について協議を進めていると報じた。写真は米国と中国の国旗。上海で2019年7月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)
6月23日、 英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は、米中両国が来週イタリアで開催される20カ国・地域(G20)会合でブリンケン国務長官と王毅外相の会談を実施する可能性について協議を進めていると報じた。写真は米国と中国の国旗。上海で2019年7月撮影(2021年 ロイター/Aly Song)

[23日 ロイター] - 米国務省当局者は23日、来週イタリアで開催される20カ国・地域(G20)閣僚会議に出席する際に、ブリンケン国務長官と中国の王毅外相が会談する予定はないと述べた。

英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)はこの日、複数の関係筋の話として、米中両国がブリンケン長官と王外相の会談の可能性について協議を進めていると報じた。

この報道について国務省当局者は「G20閣僚会議に出席する際に、ブリンケン長官と王外相が会談する予定はない」と述べた。

ホワイトハウスからコメントは得られていない。

中国外務省の趙立堅報道官は定例記者会見で、FT紙の報道について「現時点で提供できる情報はない」と述べた。

FT紙は、ブリンケン長官かサリバン大統領補佐官(国家安全保障担当)の年内訪中についてホワイトハウス内で予備協議が実施されており、10月にローマで開催するG20首脳会議でバイデン大統領と中国の習近平国家主席の会談が実現する可能性があるとも報じた。

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