米、グアンタナモ収容所の閉鎖に向け特使任命を検討
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[ワシントン 7日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は7日、下院外交委員会の公聴会で、政府はキューバのグアンタナモ米海軍基地内にある容疑者収容施設の閉鎖に向けた特使の任命を「積極的に検討」していると述べた。
同収容所は、2001年9月11日の同時多発攻撃発生を受け、外国人容疑者を収容するために設立された。収容者の取り調べに用いる手段が拷問に近いとの批判も上がっており、米国の行き過ぎた「テロとの戦い」の象徴ともみなされている。
民主党のオバマ政権下で閉鎖する方針が決まったものの、共和党のトランプ前大統領がそれを覆した。オバマ政権の副大統領だったバイデン大統領は、収容所の閉鎖を支持している。
この収容所にはこれまで約800人が収容されていた。現在の収容者は約40人で、うち9人は他国に移送される方向。
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