米雇用、コロナ前への完全回復「ないかも」=クリーブランド連銀総裁

6月4日、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、労働市場が新型コロナウイルス禍前の水準へ完全に戻ることはないかもしれないとした上で、連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小(テーパリング)を始めるには「さらなる進展」が望ましいという考えを示した。写真は2014年12月、ワシントンで講演するメスター総裁(2021年 ロイター/Gary Cameron)
6月4日、米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は、労働市場が新型コロナウイルス禍前の水準へ完全に戻ることはないかもしれないとした上で、連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小(テーパリング)を始めるには「さらなる進展」が望ましいという考えを示した。写真は2014年12月、ワシントンで講演するメスター総裁(2021年 ロイター/Gary Cameron)

[4日 ロイター] - 米クリーブランド地区連銀のメスター総裁は4日、労働市場が新型コロナウイルス禍前の水準へ完全に戻ることはないかもしれないとした上で、連邦準備理事会(FRB)が量的緩和の縮小(テーパリング)を始めるには「さらなる進展」が望ましいという考えを示した。

CNBCのインタビューで「コロナ禍は経済に巨大な打撃を及ぼしただけに、慎重かつ忍耐強い対応が求められる」と語った。

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