サグラダ・ファミリア、26年の完成見込めず コロナ禍で収入減
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[バルセロナ 25日 ロイター] - スペイン・バルセロナにある世界的観光スポット、サグラダ・ファミリアの完成予定時期が、新型コロナウイルスの影響を受けて現行の2026年からずれ込むことになった。
サグラダ・ファミリアは昨年10月に観光客向けの公開が中止されたが、新型コロナ規制の緩和に合わせ、29日から週末の午前中に再開される。
ユネスコ世界遺産の同施設は、海外観光客の急減で大きな打撃を受けた。建設の主な資金源である収入が激減し、作業は9カ月間停止している。
施設責任者のザビエル・マルティネス氏は、ロイターに「26年の完成を見込んでいたが、残念ながら不可能だろう」と指摘。正確な時期は言えないとし、コロナ禍前の収入水準を回復し、建設ペースが戻るには時間がかかるだろうと述べた。
一方、今年後半には観光客が戻り始めるだろうとし、自分の世代に完成することを確信しているとも語った。
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