イスラエル企業の損失3.68億ドルと試算、パレスチナとの戦闘で
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イスラエルの業界団体である製造者協会は24日、11日間に及んだイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘でイスラエル企業が受けた損失は12億シェケル(3億6800万ドル)だったとの試算を発表した。12日、イスラエルのアシュケロンで撮影(2021年 ロイター/Amir Cohen)
[エルサレム 24日 ロイター] - イスラエルの業界団体である製造者協会は24日、11日間に及んだイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘でイスラエル企業が受けた損失は12億シェケル(3億6800万ドル)だったとの試算を発表した。
協会は国内企業1500社と労働者40万人を代表する。
試算は、ハマスがガザ地区から断続的にロケット弾を発射したことで、企業の働き手が自宅から出なかったことが損失の主因と指摘。イスラエル南部では労働者の3分の1前後が欠勤、中部の商業中心地により近い地域では10%前後が自宅にいたと分析した。
協会は、「従業員が出社しないことにより、製造業の生産が著しく減少し、売り上げが減って業績に直接的な打撃となった」としている。
一方、ハマスの報道官は、イスラエルの激しい空爆でガザ地区の工場や工業地帯、その他鉱業施設に4000万ドル相当の被害が出ていると推定。また、すでにエネルギー部門は2200万ドル相当の被害を受けたとしている。
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