強制着陸は「国家主導のハイジャック」、ライアンエアCEOが非難
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5月24日、欧州格安航空会社(LCC)ライアンエアのマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は、同社旅客機がベラルーシのミンスクに強制着陸させられたことについて、「国家主導のハイジャック」と非難した。写真は強制着陸させられた同社機。リトアニアのビリニュス空港で23日撮影(2021年 ロイター/Andrius Sytas)
[ダブリン 24日 ロイター] - 欧州格安航空会社(LCC)ライアンエアのマイケル・オライリー最高経営責任者(CEO)は24日、同社旅客機がベラルーシのミンスクに強制着陸させられたことについて、「国家主導のハイジャック」と非難した。
ベラルーシ当局は23日、アテネからリトアニアに向かっていたライアンエア旅客機に対し、危険物が仕掛けられた可能性があるとしてミンスクの空港に緊急着陸するよう指示。着陸後、乗客のベラルーシ反体制派ジャーナリスト、ロマン・プロタセビッチ氏(26)が身柄を拘束され、欧米諸国からはベラルーシを厳しく非難する声が挙がった。
オライリーCEOはアイルランドのラジオ番組で、「ジャーナリストとその同行者を連行することが目的だったと明らかになったとき、乗務員も、武装警備隊の監視下に置かれ荷物検査を受けた乗客も非常に恐ろしかっただろう」と述べた。
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