オーストラリア、東京五輪代表選手のコロナワクチン接種を開始
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5月10日、オーストラリアで東京オリンピックの同国代表選手への新型コロナウイルスワクチン接種が始まった。写真はブリスベーンでワクチン接種を受ける競泳のケイト・キャンベル選手。提供写真(2021年 ロイター/AAP Image)
[シドニー 10日 ロイター] - オーストラリアで10日、東京オリンピックの同国代表選手への新型コロナウイルスワクチン接種が始まった。一般市民のワクチン接種は遅れているが、7月23の東京五輪開幕に向けてオリンピック・パラリンピック選手にワクチン接種を優先する方針が決まっている。
この日にワクチンを接種した2012年と16年の競泳女子金メダリスト、ケイト・キャンベルさんは「ワクチン接種で肩の大きな重荷が取れた」と感想を述べ、東京五輪は「極めて未知の状況」のため、接種を可能にしてくれたオーストラリア・オリンピック委員会(AOC)と政府に感謝したいと強調した。
AOCは州都や首都キャンベラにワクチンセンターを設置。AOCと豪州のパラリンピック組織委員会が推薦した2000人以上の選手、コーチ、関係者らが日本に出発する前に接種を受ける見通し。
AOCのマット・キャロル最高経営責任者(CEO)は記者団に、ワクチンは選手に安心感を与えるだけでなく、日本の人々や他の国の代表選手、オーストラリアの国民にとっても安心につながるとコメントした。
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