アストラゼネカ、米でコロナワクチンの全面的な承認申請を検討=WSJ

5月7日、 英アストラゼネカは、米食品医薬品局(FDA)への新型コロナウイルスワクチン承認申請について、緊急使用許可ではなく、より時間のかかる本格的な販売許可を求める可能性がある。写真はアストラゼネカのワクチン。ウィーンで4月撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)
5月7日、 英アストラゼネカは、米食品医薬品局(FDA)への新型コロナウイルスワクチン承認申請について、緊急使用許可ではなく、より時間のかかる本格的な販売許可を求める可能性がある。写真はアストラゼネカのワクチン。ウィーンで4月撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

[7日 ロイター] - 英アストラゼネカは、米食品医薬品局(FDA)への新型コロナウイルスワクチン承認申請について、緊急使用許可ではなく、より時間のかかる本格的な販売許可を求める可能性がある。米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)が7日、関係筋の話として報じた。

アストラゼネカはこの報道に関する直接のコメントを控え、電子メールで「AZD1222(アストラゼネカの新型コロナワクチン)のFDA申請を引き続き進めている」と説明。

「申請にかなり大量のデータが含まれる点に留意することが重要だ。米国での臨床試験(治験)データに加え、これまでの全ての研究からの分析や医薬品安全性管理、実社会から得られたデータが含まれる」とした。

ホワイトハウスは先月下旬、アストラゼネカの新型コロナワクチン最大6000万回分を他国に提供する方針を示した。

アストラゼネカの新型コロナワクチンを巡っては、主に若年層の間で接種後にまれに血栓症の発生が報告されており、一部の国は中高年者のみを対象としている。

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