英国の求人需要指数、約23年ぶりの高水準 ロックダウン緩和で

英求人雇用連盟(REC)と会計事務所KPMGが5月7日公表した調査によると、英国の5月の求人需要は1990年代終盤以来の大幅な伸びを記録した。3月、マンチェスターの公共職業安定機関「ジョブセンター・プラス」で撮影(2021年 ロイター/Phil Noble)
英求人雇用連盟(REC)と会計事務所KPMGが5月7日公表した調査によると、英国の5月の求人需要は1990年代終盤以来の大幅な伸びを記録した。3月、マンチェスターの公共職業安定機関「ジョブセンター・プラス」で撮影(2021年 ロイター/Phil Noble)

[ロンドン 7日 ロイター] - 英求人雇用連盟(REC)と会計事務所KPMGが7日公表した調査によると、英国の5月の求人需要は1990年代終盤以来の大幅な伸びを記録した。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)が4月に緩和され、多くの活動が再開したため。

求人需要指数は23年余りぶりの高水準となった。正規雇用の採用数は1997年10月以来の大幅増だった。

イングランドでは4月12日から、全ての小売店舗や屋外でサービスを提供するパブとレストランの営業が再開された。5月17日からは屋内の接客サービスやイベントが解禁される予定。

RECのニール・カーベリー最高経営責任者(CEO)は「記録的な低水準から回復しており、多くの人々はまだ苦境にあるが、雇用活動が再始動していることがこのデータで示された」とコメントした。

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