今年のコロナワクチン生産、30億回分に迫る=ビオンテックCEO

ドイツのバイオ医薬品企業ビオンテックのシャヒン最高経営責任者(CEO)は、同社が新型コロナウイルスワクチンの増産に継続的に取り組んだことで、今年の生産量が従来目標の25億回分を上回る30億回分に迫っていると述べた。昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)
ドイツのバイオ医薬品企業ビオンテックのシャヒン最高経営責任者(CEO)は、同社が新型コロナウイルスワクチンの増産に継続的に取り組んだことで、今年の生産量が従来目標の25億回分を上回る30億回分に迫っていると述べた。昨年12月撮影。(2021年 ロイター/Ralph Orlowski)

[ベルリン 4日 ロイター] - ドイツのバイオ医薬品企業ビオンテックのシャヒン最高経営責任者(CEO)は、同社が新型コロナウイルスワクチンの増産に継続的に取り組んだことで、今年の生産量が従来目標の25億回分を上回る30億回分に迫っていると述べた。

シャヒン氏は英紙フィナンシャル・タイムズがオンライン形式で開催したイベントで、「生産規模のさらなる拡大に尽力した結果、現時点で(今年の)生産量は30億回分に達しつつある」と指摘。その上で「技術的な問題にあまり直面せず、納期を順守しているのは喜ばしいことだ」と述べた。

ビオンテックは3月、ワクチンを共同開発した米製薬大手ファイザーとのサプライチェーン強化によって今年の生産目標を25億回分に引き上げ、うち14億回分が売約済みであることを明らかにしていた。

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