米完全雇用、数年かかる可能性も=ミネアポリス連銀総裁
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5月4日、米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁(写真)は連邦準備理事会(FRB)は労働市場が完全に回復し、インフレがFRBの目標水準に戻れば金融政策を正常化する方針だと述べた。昨年1月撮影(2021年 ロイター/Ann Saphir)
[4日 ロイター] - 米ミネアポリス地区連銀のカシュカリ総裁は4日、米連邦準備理事会(FRB)は労働市場が完全に回復し、インフレがFRBの目標水準に戻れば金融政策を正常化する方針だと述べた。
一方で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)が始まった際に職に就いていた人のうち約800万人はまだ失業状態だと指摘した。
CNNのインタビューで「人々は再び働くことを望んでいるだろう」とし、「そうした人々が全て労働市場に戻り、完全雇用を達成するまでにどのくらいかかるだろうか。今後の動向を見守るが、数年かかるかもしれない」と述べた。
その上で、景気回復に拙速に水を差すことをFRBは望まないとした。
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