コロンビア、税制改革巡り連日デモ 政権は法案取り下げ表明
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コロンビアで政府の税制改革に対する抗議デモが連日各地で行われ、ドゥケ大統領は法案取り下げを表明する事態に追い込まれた。写真はカリでのデモ隊と治安部隊の衝突。3日撮影(2021年 ロイター/Juan Bautista)
[ボゴタ 3日 ロイター] - コロンビアで政府の税制改革に対する抗議デモが連日各地で行われ、複数の死者が出ているもようだ。ドゥケ大統領は2日、法案の取り下げを表明する事態に追い込まれた。
だが、デモは3日も首都ボゴタやメデジン、カリなど各地で行われ、主要道路が封鎖されている地域もある。
人権団体によると、4月28日に始まったデモでこれまでに市民18人と警官1人が死亡した。死者は20人以上という報告もある。
モラノ国防相は3日、違法な武装グループが略奪や破壊行為を行っていると非難した。死者の数は明らかにしなかった。
3日のデモに参加を予定していたトラック運転手やタクシー運転手の労働組合は、税制改革案の取り下げを受けてストライキを見送った。
一方、主要労組は医療制度改革などに抗議して5日に全土でストを実施する方針を示している。
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