金融機関の経営や金融仲介、引き続き注意深く点検=黒田日銀総裁

経済・ビジネス

4月23日、日銀の黒田東彦総裁は衆院財務金融委員会で、金融機関の経営動向や金融仲介を引き続き注意深く点検していくと述べた。国会で2018年撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)
4月23日、日銀の黒田東彦総裁は衆院財務金融委員会で、金融機関の経営動向や金融仲介を引き続き注意深く点検していくと述べた。国会で2018年撮影(2021年 ロイター/Toru Hanai)

[東京 23日 ロイター] - 日銀の黒田東彦総裁は23日の衆院財務金融委員会で、金融機関の経営動向や金融仲介を引き続き注意深く点検していくと述べた。青山雅幸委員(日本維新の会・無所属の会)の質問に答えた。

青山委員はマイナス金利政策の銀行への影響を問いただした。黒田総裁は、金融緩和政策で景気が回復した結果、銀行収益にはプラスになったと指摘。ただ「低金利環境の長期化や人口減少で、銀行の基礎的な収益力が低下傾向をたどっている」と話した。

(和田崇彦)

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