2023年4月 日本の出来事
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1
センバツ高校野球大会決勝で山梨学院が兵庫の報徳学園を7対3で下して初優勝。山梨県勢として春夏通じて初めて決勝に進出し、見事栄冠を手にした。
2
音楽家の坂本龍一さんが3月28日に死去したことを所属事務所が発表した。71歳だった。坂本さんは、ソロや音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ」(YMO)のメンバーとして活躍。米アカデミー賞、米グラミー賞などを獲得したほか、1983年には映画「戦場のメリークリスマス」に俳優として出演した。
中国を訪問中の林芳正外相は中国の秦剛(しんごう)外相と会談し、「スパイ容疑」により中国当局に3月拘束された日本人製薬会社社員の早期解放を強く求めた。
5
政府は、外交目的などを共有する「同志国」の軍へ防衛装備品を提供し、抑止力の強化を後押しする新制度「政府安全保障能力強化支援(OSA)」を創設することを決定。
「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた作家で動物研究家の畑正憲(はた・まさのり)さんが死去。87歳だった。畑さんは北海道に「動物王国」を開園し、テレビ番組などを通して動物とのふれあいの大切さを伝え続けた。
6
沖縄県の宮古島周辺を飛行していた陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った。第8師団の坂本雄一師団長ら10人が搭乗していた。
7
トヨタ自動車は、2026年までに電気自動車(EV)を新たに10モデル投入し、年間150万台の世界販売を目指すと発表。
9
統一地方選挙前半戦の投開票が行われ、大阪では前回に引き続き、地域政党・大阪維新の会が知事と大阪市長のダブル選挙を制した。道府県議会議員選挙では、41のうち30の道県で過去最低の投票率に。
10
日本銀行の新体制が始動し、植田和男総裁は就任会見で、前体制からの金融緩和を現状維持することを表明。
政府の有識者会議は、外国人が働きながら技術を学ぶ「技能実習制度」を廃止し、人材確保と人材育成を目的とする新制度の創設を求める中間報告のたたき台を示した。
12
総務省は、昨年10月1日時点の人口推計を公表。日本の総人口は前年に比べ55万6000人減の1億2494万7000人で、12年連続のマイナス。都道府県別では、東京都を除く46道府県で減少した。
13
防衛省によると、北朝鮮から弾道ミサイルが発射された。日本の排他的経済水域外に落下したとみられる。発射後、北海道およびその周辺への落下が予測されたため、全国瞬時警報システム(Jアラート)が起動したが、約20分後、落下の可能性がなくなったと訂正された。
宮古島周辺で陸自ヘリが行方不明になった事故で、海上自衛隊の掃海艇が海中から機体と隊員とみられるものを発見。
2025年大阪・関西万博の開幕まで2年となり、メイン会場となる大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)で主要施設の起工式が行われた。式典には岸田文雄首相も出席し、記念貨幣を発行することを発表。
14
政府は、大阪府・市が提出したIR(カジノを含む統合型リゾート)の整備計画を認定。人工島・夢洲内に2029年秋~冬の開業を目指しており、日本初のIRとなる。
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岸田文雄首相が和歌山市の漁港を選挙応援で訪れていたところ、演説直前に爆発物が投げ込まれた。岸田首相は現場から避難してけがはなく、警察官1人と聴衆の1人が軽いけが。警察は兵庫県に住む24歳の容疑者を威力業務妨害の疑いでその場で逮捕した。
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プロボクシングのミニマム級ダブル世界戦が東京で行われ、史上初の同日同階級での兄弟世界王者が誕生した。IBF暫定王座決定戦で弟の重岡銀次朗(ワタナベジム)が9回TKO、WBC暫定王座決定戦で兄の重岡優大(同)が7回KO勝ち。
15日から札幌市で開かれていた主要7カ国(G7)の「気候・エネルギー・環境大臣会合」は、2035年までに温室効果ガスを「60%削減」する目標などを盛り込んだ共同声明を採択。
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新電力の顧客情報の不正閲覧問題で、西村康稔経済産業相は関西電力、九州電力など5社に業務改善命令を出した。
18
16日から長野県軽井沢町で開かれていたG7外相会合は、ロシア軍のウクライナからの即時撤退を求めるとともに、中国の力や威圧による一方的な現状変更の試みに強く反対することを盛り込んだ共同声明を採択。
19
新型コロナ対策について助言する厚生労働省の専門家会合が開かれ、新規感染者数は全国的に緩やかに増加しており、今後「第8波」を超える規模の「第9波」が起きる可能性も残されているとの見解を示した。
20
日本学術会議の会員の選び方を見直す法律の改正案について、政府は、学術会議側の理解を得るため議論を続ける必要があるとして、今国会への提出見送りを決めた。
アフリカ北東部スーダンで国軍と準軍事組織(RSF)が激しい戦闘を続けていることを受け、在留邦人退避に向けて航空自衛隊輸送機がジブチへ出発。
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人工妊娠中絶のための「飲む中絶薬」について、厚生労働省の専門家による分科会は、国内で初めて製造販売の承認を了承した。妊娠9週までの妊婦が対象。
陸自ヘリ事故で現場海域の海底から引き揚げた5人の遺体のうち1人は第8師団長の坂本陸将であることを確認。
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統一地方選挙の後半戦と衆議院・参議院の補欠選挙が投開票された。衆参5補選で自民党は4勝1敗。一方、日本維新の会は目標に掲げた「地方議員600人以上」を達成した。
25
岸田文雄首相は、スーダンの首都ハルツーム市内で退避を希望していたすべての在留邦人の退避が完了したことを明らかにした。
26
厚生労働省の国立社会保障・人口問題研究所は、2020年に1億2615万人だった日本の総人口が56年に1億人を割り、70年には8700万人に落ち込むとする「将来推定人口」を公表。
27
厚生労働省は専門部会を開き、新型コロナの感染症法上の位置付けを5月8日に、季節性インフルエンザと同じ「5類」に移行することを正式に了承。
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文部科学省の調査で、国が残業の上限として定めた月45時間を超える教員が中学校で77.1%、小学校で64.5%に上ることが分かった。
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スーダンから退避した日本人とその家族計48人がジブチ発のチャーター機で羽田空港に帰国。
岸田文雄首相は7日間の日程でアフリカ4カ国(エジプト、ガーナ、ケニア、モザンビーク)歴訪に出発。
30
岸田文雄首相はエジプトのシシ大統領と会談し、農業やインフラなどの支援策を表明。
バナー写真:若い才能の育成に尽力する芸術と文化の支援者・貢献者に贈られる「モンブラン国際文化賞」を受賞し、作家の村上龍さん(左)から祝福される坂本龍一さん(2016年12月21日、東京・第一生命ホール)時事
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