2019年6月 日本の出来事
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警視庁練馬署は、「息子を刺し殺した」と110番してきた元農林水産省事務次官の熊沢英昭容疑者（76）を現行犯逮捕した。東京地検は21日、練馬区の自宅で長男を殺害したとして、同容疑者を殺人罪で起訴。逮捕段階の調べに対し「長男は家庭内で暴力をふるっていた」などと供述したという。
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横浜市磯子区の新交通システム「シーサイドライン」新杉田駅で列車が逆走し、駅構内の車両止めに衝突。乗客15人が負傷した。同列車は無人運転を行っている。運営会社は6日、車両内の電気系統の一部が断線していると公表、国土交通省が逆走との関係を調査している。
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原田義昭環境相は、2020年をめどに全国のスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどでのレジ袋の無償配布を禁じる法令を制定する方針を示した
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福岡市早良区の交差点で、81歳の男性が運転する車が暴走して5台を巻き込み、計9人が死傷した。
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厚生労働省は、2018年の人口動態統計を公表した。1人の女性が生涯に産む子どもの推計人数を示す「合計特殊出生率」は1.42で、前年を0.01ポイント下回り、3年連続で低下した。
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陸上の全米大学選手権（テキサス州オースティン）男子100メートル決勝で、サニブラウン・ハキーム（フロリダ大）が日本新の9秒97を出して3位入賞した。
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20カ国・地域（G20）財務相・中央銀行総裁会議が、福岡市で開幕。9日に「（世界経済の）リスクは依然として下方に傾いている。貿易と地政学をめぐる緊張は増大してきた」と、米中対立への懸念をにじませた共同声明を採択した。
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作家の田辺聖子さんが6日、神戸市内の病院で死去していたことが分かった。91歳。
田辺聖子さん＝2004年4月撮影（時事）
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麻生太郎金融相は、老後資金に2000万円が必要と指摘した金融庁の報告書について「正式な報告書として受け取らない」と表明した。
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イランを訪問した安倍晋三首相が、最高指導者ハメネイ師と会談し、中東地域の緊張緩和に向けて協議。ハメネイ師は「核兵器を製造も保有も使用もしない。その意図はない」と述べ、核合意を維持する従来の立場を改めて強調した。
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ホルムズ海峡近くのオマーン湾で、日本の海運会社「国華産業」が運航するケミカルタンカータンカーなど2隻が攻撃を受けた。報道などによると、砲弾で攻撃されたもようで、船体が大きく損傷した。
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大阪府吹田市の交番前で、男が包丁で勤務中の巡査（26）を刺し、拳銃を奪って逃走した。巡査は胸などを刺され、意識不明の重体。大阪府警は17日、箕面市の山中で、強盗殺人未遂容疑で行方を追っていた飯森裕次郎容疑者（33）＝東京都品川区＝を発見、逮捕した。
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陸上配備型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」の配備候補地である秋田県への説明資料に誤りがあった問題で、岩屋毅防衛相が秋田県庁を訪れ、佐竹敬久知事らに謝罪した。
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山形県沖を震源とする強い地震があり、新潟県村上市で震度6強を観測した。新潟市で10センチ、佐渡などで微弱な津波が観測された。気象庁によると、地震の規模（マグニチュード）は6.7と推定。
山形・新潟地震で落ちた屋根瓦。小雨の降る中、雨よけのシートをかぶせる作業が続いた＝2019年6月19日午後、山形県鶴岡市小岩川（時事）
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コカインを使用したとして麻薬取締法違反罪に問われたミュージシャン、俳優のピエール瀧被告（52）の判決が東京地裁であり、懲役1年6月、執行猶予3年（求刑懲役1年6月）が言い渡された。
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児童相談所（児相）の機能強化などを盛り込んだ改正児童虐待防止関連法が、参院本会議で全会一致で可決、成立した。児相について、虐待が疑われる家庭から子どもを一時保護するなどして引き離す「介入」と、保護者を支援する機能を明確に分けたことなどが柱。親の体罰禁止も明記した。
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神奈川県愛川町で窃盗や傷害、覚せい剤取締法違反（使用）などの罪で実刑判決が確定した男（43）が横浜地検の収容に応じず逃走。県警は23日、横須賀市のアパートで容疑者を発見、身柄を確保した。
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米プロバスケットボール協会（NBA）のドラフト会議で、ゴンザガ大の八村塁が1巡目9位でウィザーズから指名を受けた。日本選手が1巡目で指名を受けたのは初めて。
ドラフト会議から一夜明け、1巡目9位で指名を受けたウィザーズのユニホームを手に、記念写真に納まる八村塁（中央、ゴンザガ大）＝2019年6月21日、米ワシントン（時事）
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この日政府が発表した2019年版「交通安全白書」によると、75歳以上の高齢運転者が18年に起こした死亡事故（460件）は、免許を保有する人口10万人当たりに換算すると8.2件となり、75歳未満に比べて約2.4倍に達することが明らかになった。
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通常国会が閉幕。政府は臨時閣議で参院選の日程を「7月4日公示、21日投開票」と決めた。
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ハンセン病の元患者の家族561人が損害賠償と謝罪を求めた判決で、熊本地裁は患者の隔離政策が家族への差別も助長したと認め、541人に総額3億7675万円を支払うよう国に命じた。家族の被害を認定する判決は初めて。
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20カ国・地域首脳会議（G20サミット）が大阪で開幕。29日に「自由で公正かつ無差別な貿易・投資環境の実現に努める」とする首脳宣言を採択した。米国の反対で「反保護主義」の文言は盛り込まれなかった。海に流出するプラスチックごみ対策と、データルールの国際ルール策定などが注目議題となった。
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大阪城を背に、集合写真に納まるG20各国首脳と配偶者ら＝2019年6月28日、大阪市中央区（時事）
安倍晋三首相は、G20サミットで来日したロシアのプーチン大統領と大阪市内で会談。北方領土問題を含む平和条約締結交渉で具体的な進展はなかった。安倍首相は27日には中国の習近平国家主席、インドのモディ首相ら、28日にはトランプ米大統領らとも会談した。
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バナー写真：沖縄慰霊の日に、父や兄弟の名が刻まれた「平和の礎（いしじ）」に花を手向ける遺族の男性＝2019年6月23日、沖縄県糸満市の平和祈念公園（時事）