2019年4月 日本の出来事
Newsfrom Japan
社会- English
- 日本語
- 简体字
- 繁體字
- Français
- Español
- العربية
- Русский
1
政府は、「平成」に代わる5月1日からの新元号を「令和(れいわ)」と決定した。出典は「万葉集」で、元号の典拠が日本古典(国書)となるのは初めて。
関連記事
日銀は、3月の全国企業短期経済観測調査(短観)を発表。企業の景況感を示す業況判断指数(DI)は大企業製造業がプラス12となり、前回の昨年12月調査から7ポイント低下した。悪化は2四半期ぶり。
3
トヨタ自動車は、ハイブリッド車(HV)の関連技術について、約2万3740件の特許を使用する権利を他社へ無償提供すると発表した。特許を開放するのは、電動化に関わるモーターや電力変換装置といったHVの基幹技術。無償提供の期限は2030年末までとしている。
関連記事
4
日産自動車の資金を中東オマーンに不正送金し、同社に損害を与えたなどとして、東京地検特捜部は会社法違反(特別背任)容疑で前会長カルロス・ゴーン容疑者(65)を再逮捕した。同容疑者は保釈中で、逮捕は4度目。日産自動車は8日、臨時株主総会を開き、ゴーン容疑者と側近の前代表取締役グレッグ・ケリー被告を取締役から解任した。弁護団は9日、ゴーン容疑者が保釈中に収録した「全ての嫌疑は無実」と語る動画を公開。東京地検は22日、同容疑者を追起訴した。
関連記事
- ゴーン容疑者を4度目逮捕=特別背任容疑、オマーン送金-日産私物化・東京地検
- ゴーン容疑者、取締役も辞任へ=統括会社の不適切支出確認-仏ルノー
- 「全ての嫌疑は無実」=私物化疑惑、詳細は語らず-ゴーン容疑者動画
- ゴーン容疑者、特別背任罪で4度目起訴=日産私物化18億円超-東京地検
5
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は、小惑星「りゅうぐう」で人工クレーターを作る実験を行い、探査機「はやぶさ2」から分離した衝突装置(インパクター)が金属の塊をりゅうぐうに撃ち込んだと発表した。はやぶさ2から届いた画像で、衝突予定時刻にりゅうぐう表面から噴出物が出る様子も確認した。
関連記事
7
「大阪都構想」を争点とした府知事と大阪市長のダブル選が投開票され、役職を入れ替えて立候補した地域政党「大阪維新の会」公認の松井一郎前知事が市長に、吉村洋文前市長が知事に初当選した。
関連記事
9
麻生太郎財務相は、紙幣のデザインを2024年度上期をめどに刷新すると発表した。新しい肖像は、日本の資本主義の礎を築いた渋沢栄一を1万円札、女性教育を推進した津田梅子を5千円札、日本近代医学の先駆者である北里柴三郎を千円札にそれぞれ採用する。
関連記事
航空自衛隊の最新鋭ステルス戦闘機F35Aが訓練中に太平洋上に墜落した。世界で最初のF35Aの墜落事例となった。防衛省は16日、これまでに国内配備された13機の不具合による緊急着陸が新たに4件確認されたと発表した。不具合は計7件になり、うち2件が墜落機のものだった。
関連記事
10
東京電力福島第1原発事故で、福島県大熊町の全域に出された避難指示の一部が午前0時、解除された。第1原発が立地する大熊、双葉両町での避難解除は初めて。
関連記事
桜田義孝五輪担当相は、自民党の衆院議員のパーティーであいさつし、議員を「(東日本大震災からの)復興以上に大事」と述べた。桜田氏はこの後、発言の責任を取り、安倍晋三首相に辞表を提出した。首相による事実上の更迭。
関連記事
国立天文台などが参加する日米欧などの国際共同研究プロジェクト「イベント・ホライズン・テレスコープ(EHT)」は、南米チリにあるアルマ望遠鏡など世界各地の電波望遠鏡による観測で、史上初めてブラックホールの姿を撮影することに成功したと発表した。
関連記事
11
2011年の東京電力福島第1原発事故後、韓国が福島など8県産の水産物輸入を禁止している問題で、世界貿易機関(WTO)の最終審に当たる上級委員会は、禁輸を「不当」とみなした紛争処理小委員会の判断を取り消し、日本の逆転敗訴とした。禁輸は継続される。
関連記事
12
スズキは、ブレーキや速度計など安全性能に関する検査で不合格とすべき車両を合格させていたとする不正問題の調査報告書を国土交通省に提出した。鈴木俊宏社長は、保安基準に適合しない恐れがあるとして、「リコール(回収・無償修理)台数は約200万台を見込んでいる」と述べた。
関連記事
15
東京電力は、福島第1原発3号機の使用済み燃料プールから、核燃料を搬出する作業を始めた。
関連記事
16
2020年東京五輪・パラリンピック組織委員会は、五輪全競技の日程を発表した。マラソンは選手への酷暑の影響を考慮して当初予定の午前7時から6時に繰り上げることを決定。
関連記事
日米両政府は、ワシントンで行われていた新たな貿易協定交渉の初会合を終えた。農産品、自動車を含む物品の関税撤廃・削減交渉を開始したほか、電子商取引など「デジタル貿易」についても議論することで合意した。
関連記事
18
天皇、皇后両陛下は、伊勢神宮(三重県伊勢市)の外宮と内宮で、退位することを報告する「親謁の儀」に臨まれた。
関連記事
21
夏の参院選の試金石となる衆院大阪12区、沖縄3区の両補欠選挙が投開票され、大阪12区は日本維新の会新人の藤田文武氏(38)、沖縄3区は主要野党が支援する無所属新人の屋良朝博氏(56)が、それぞれ初当選。自民党は両選挙区で公認候補が敗れた。
関連記事
24
2000年シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子さんら、数々のトップ選手を育成した陸上指導者、小出義雄さんが死去した。80歳。
関連記事
25
日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)が再び保釈された。追加の保釈保証金は5億円。
関連記事
30
天皇陛下が「退位礼正殿の儀」に臨み、「天皇としての務めを終えることになりました」と在位中に最後となるお言葉を述べられた。
関連記事
バナー写真:改元を記念して販売される「令和」が印字された切手=2019年4月18日、東京都北区の国立印刷局王子工場(時事)