米野球殿堂、日米野球交流で企画展-記録にも記憶にも残る大谷、イチローの愛用品など展示
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米野球殿堂博物館は、2025年7月から「野球とベースボール:太平洋を越えた日米の野球交流」と題した企画展を開催すると発表した。大リーグで活躍した日本人選手や、80年代に巨人で活躍したウォーレン・クロマティ氏、阪神のランディ・バース氏らプロ野球を盛り上げ、レベルアップに貢献した外国人選手らをフィーチャーする。
24年は日本人初の大リーガー村上雅則氏が、1964年にジャイアンツの投手としてデビューしてから60年目。25年はマリナーズなどで活躍したイチロー氏が、引退後5年で資格を得る米野球殿堂入りを有力視されている。こうした記録にも記憶にも残る選手たちが愛用した道具などを展示し、日米の野球史を紹介する。
ジョシュ・ラウィッチ館長が駐日米国大使公邸で4月18日に会見し、展示予定の品の一部をお披露目した。目玉は、大リーグ入り2年目の野茂英雄氏がノーヒット・ノーランを達成した際のボールや、イチロー氏が04年に今も破られていない262本目の年間最多安打を放った試合で着用したシューズなど。館長自慢の「最新アイテム」は、ドジャースに移籍した大谷翔平選手が3月29日の本拠地開幕戦で着用したユニフォームで、「彼はいつも快く寄贈してくれる」と語った。
会見にゲストとして参加したクロマティ氏は「彼らに続いて多くの日本人スターが最高峰の舞台に現れることを祈る」と、日米野球交流の次章に期待を寄せた。
取材・文・写真=ニッポンドットコム編集部