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30年の軌跡を振り返る「名探偵コナン」展覧会:謎解き、ラブコメなど作品の魅力を深掘り

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東京・池袋のサンシャインシティで「連載30周年記念 名探偵コナン展」が1月12日開幕した。会期は2月25まで。1994年から小学館「週刊少年サンデー」で連載中の「名探偵コナン」は、謎の組織に小学生の体にされた探偵・江戸川コナンが難事件を解決していく推理漫画。コミックス104巻が世界累計2億7000万部を売り上げ、アニメは40カ国で放映されている人気作だ。本展は精巧な原画の複製や模型などを通じて、コナンの世界観にどっぷり浸ることができる。

展示コーナーは謎解きや恋愛模様、個性的な犯人といった作品の魅力にフォーカスした6テーマで編成。主要キャラクターの初期設定から、30年の歩みを振り返る特別映像まで、ここでしか見られない貴重な資料も盛りだくさん。本展は東京会場を皮切りに、福岡、札幌、仙台、大阪、広島、横浜、名古屋と巡回する。

「犯人を推理で追い詰めて、みすみす自殺させちまう探偵は…殺人者とかわんねーよ…」など、作中に登場した名セリフ集
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暗号やダイイングメッセージなど、ミステリー要素に焦点を当てたコーナー
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連載当初から“殺人ラブコメ”にするつもりだったという原作者・青山剛昌氏のコメントと共に、恋愛要素にもスポットを当てている
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ヒロイン・毛利蘭が得意の空手技で気絶させた人数など、マニアックな豆知識も披露
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殺人事件で使われた凶器(模型)の展示
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コナンのライバル・怪盗キッドの特集エリア。内覧会ではコナンと日本テレビの尾崎里紗アナが案内した
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高橋留美子氏、尾田栄一郎氏、ちばてつや氏ら、豪華な漫画家陣による直筆メッセージ付きイラストは圧巻
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©青山剛昌/小学館

取材・文・写真=ニッポンドットコム編集部

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