【動画】家内安全、商売繁盛! 熊手商の手締めが響く浅草・鷲神社「酉の市」

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11月の「酉(とり)の日」に、関東地方を中心に開催される「酉の市」。暦によって11月に酉の日が2回ある年と3回の年があり、日付順に「一の酉」「二の酉」「三の酉」と呼ばれ、どの日に参拝してもご利益は変わらないという。

鷲神社の酉の市は日本最大規模。境内の外にも露店が並び、大変なにぎわいとなる

起源発祥の地となる浅草の鷲(おおとり)神社(台東区千束)の酉の市では、約150の熊手店と750の露店が立ち並び、例年7080万人の参拝客が押し寄せる。「福をかっこむ」といわれる縁起熊手の商いが成立すると、手締めの掛け声と拍手が境内に響き渡る。

「家内安全、商売繁盛! いょ~おっっ!」

威勢の良い売り子と客の三本締めは、新しい年に向けた景気づけとなる。

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威勢の良い手締めは酉の市の名物

おかめ(お多福)や招き猫、鶴亀、米俵、小判、しめ縄に松など、めでたい物がたくさん飾られた熊手

縁起熊手は1000円程度から数十万円の物まで、デザインやサイズはさまざま。2~5万円のものが売れ筋になる

浅草 鷲神社

  • 住所:東京都台東区千束3丁目18
  • アクセス:東京メトロ日比谷線「入谷」駅より徒歩約7分 つくばエクスプレス「浅草」駅より徒歩約8分 東京メトロ銀座線「田原町」駅より徒歩約15分 JR山手線「鶯谷」駅より徒歩約20

写真=三輪 憲亮
動画=ニッポンドットコム編集部
(バナー写真=鷲神社境内には熊手店が連なり、参拝客でにぎわう)

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