凛と美しい石川の冬景色:白米千枚田・窓岩・片野鴨池【動画】
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寒さの厳しい石川県には、冬ならではの絶景がある。世界農業遺産に登録される「白米千枚田」、天然記念物「窓岩」、ラムサール条約登録の「片野鴨池」が見せる、美しい冬景色を紹介する
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石川県輪島市にある「白米千枚田(しろよねせんまいだ)」では、斜面に小さな田んぼが重なって日本海まで続く。国際連合食糧農業機関(FAO)の世界農業遺産に認定される「能登の里山里海」を代表する景観である。日本の棚田百選や国の名勝にも指定される美しい棚田は、休耕期の日没後にはあぜに設置されたソーラーLEDで美しく彩られる。
輪島市北部の曽々木(そそぎ)海岸は、荒々しい海岸線が続く。岩に約2メートルの穴が開く特異な形状の「窓岩」は、国の名勝、天然記念物に指定される。日本海の波が打ち付け、飛沫が上がる冬の窓岩の姿は特に絶景として知られる。
能登半島が日本海に突き出る形をしている石川県には、大陸からの渡り鳥が越冬のため飛来する。
加賀市の「片野鴨池」は国内有数の水鳥飛来地で、11月から2月には数千羽のガン・カモ類を見ることができる。貴重な水鳥が生息する湿地として、1993年にラムサール条約に登録された。
●アクセス
白米千枚田
JR「金沢駅」東口よりバス輪島特急線で「道の駅輪島ふらっと訪夢(ほーむ)」まで約2時間。北鉄バス町野線で「白米千枚田」バス停まで約20分。
窓岩
「道の駅輪島ふらっと訪夢」から北鉄バス町野線で約30分の「曽々木口」バス停下車、徒歩5分
片野鴨池
「JR加賀温泉駅」より観光地周遊バス(CANBUS・海回り)にて「鴨池観察館」バス停まで約30分。「JR加賀温泉駅」より車で約15分。
映像提供=金沢ケーブルテレビネット「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」
(バナー写真=白米千枚田のライトアップ)