【動画】加賀百万石の城下町 金沢:歴史ある町並みと文化施設を巡る

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江戸時代、大名の中で最大の百万石以上の領地を誇った加賀藩。その城下町「金沢」は、江戸・大阪・京都に次ぐ繁栄によって、美しい都市と高度な文化を築き上げた。この動画では、金沢の歴史的な町並みや文化施設を4K映像で紹介する。

独自の文化が美しく残る金沢

石川県のほぼ中央に位置する県都・金沢市は、江戸時代に加賀百万石の城下町として発展。戦災に遭わなかったことから、歴史的な町並みが残されており、四季のうつろいとともに多彩な伝統や文化を育んできた。

重要文化財の「金沢城 石川門」

市内には「ひがし」「主計(かずえ)」「にし」と3つの茶屋街がある。そのうち「ひがし」「主計」が重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「街並みの文化財」として保存されている。

ひがし茶屋街(重要伝統的建造物群保存地区)

兼六園を中心とする半径約1キロメートルの範囲は、「兼六園周辺文化の森」と呼ばれる。藩政期から近代に至るまで、各時代の歴史が重層的に集積する、石川県を代表する緑豊かな文化空間として数々の文化施設や公園緑地が整備されてきた。その中でも「金沢21世紀美術館」「鈴木大拙館」は、展示はもちろんのこと、日本を代表する建築家が手掛けた近代建築物としても高い人気を誇る。

プリツカー賞を受けた建築家ユニット「SANAA」が設計した「金沢21世紀美術館」

かつて藩士が住んでいた長町かいわいは、「長町武家屋敷跡」として親しまれている。土塀の続く町並みの中では、今も市民生活が営まれているのだ。

「長町武家屋敷跡」。金沢では、歴史ある町並みと市民生活が融合している

映像提供=金沢ケーブルテレビネット「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」
(バナー写真=特別名勝に指定されている兼六園)

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