【360ºVR動画】お台場編:レインボーブリッジ、自由の女神…写真映えスポット満載! 大都会のビーチリゾート
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◆360度VR動画の楽しみ方◆
- PCで視聴する場合は、カーソルの操作でアングルを全方位に向けることができる。
- スマートフォンやタブレットのYouTubeアプリで視聴する場合は、デバイスの向きと映像の視点が連動する。また、スワイプ操作でもアングルを変更可能。
※ iOS及びIPadOSでは、VR動画をブラウザ上で再生するとアングル操作ができなかったり、3D動画が2画面のまま表示される場合があります。 - VRゴーグルやヘッドセットを利用すると、より没入感が得られる。
摩天楼の絶景を楽しめるベイサイド・シティー
東京湾に浮かぶ人口島の街「お台場」は、海外から年間100万人が訪れる行楽地。昭和後期に完成した島は、しばらく閑散とした埋め立て地だった。
1997年、フジテレビが新宿区河田町から本社を移転。それを記念してお台場を舞台に制作されたという刑事ドラマ「踊る大捜査線」が大ヒットすると、一挙に注目エリアに。スタジオ見学施設や番組グッズショップ、地上100メートルの展望室など社屋自体が人気観光スポットになった。
新交通ゆりかもめ「お台場海浜公園」駅と「台場」駅の間には、フジテレビと同時期にショッピングモール「デックス東京ビーチ」と「アクアシティお台場」が開業。国内外のファッションチェーンをはじめ、映画館や屋内レジャー施設、ラーメンやたこ焼きのフード・テーマパークまでそろい、若者やファミリーが集う街となった。
都内の繁華街でお台場ならではの魅力といえば、ビーチに面したロケーション。海の向こうに広がるアーバンビューは訪日客にも大人気だ。
海浜公園に立つ「自由の女神像」前は絶好のフォトスポット。ニューヨークの像の7分の1と小さいものの、摩天楼を背にすれば気分はマンハッタン⁉ レインボーブリッジや東京タワーが輝く夜は、ロマンチックな雰囲気に浸るカップルだらけに。
お台場の海は、2021年東京五輪でトライアスロン水泳種目の会場になるほど浄化が進んでおり、夏にはマリンスポーツを楽しむ姿も。海浜公園には水上バスが発着しており、レインボーブリッジをくぐるなど非日常に浸りながら、隅田川をさかのぼって名所・浅草(台東区)と行き来できる。
橋のたもとの岬には「品川第三台場」、その隣の小島には「品川第六台場」の史跡がある。そもそも台場とは砲台を備えた砦(とりで)のことで、欧米の艦船が開国を求めて押し寄せた江戸末期に全国の湾岸で築かれた。品川台場は幕府のお膝元にあったため、人々は敬意を込めて「お台場」と呼んだ。
外国船を追い払うための砦が街の名前となり、外国人でにぎわうようになるとは誰も想像しなかっただろう。
25年には多目的アリーナが開業するなど、変化し続けるお台場。訪れるたびに新しい楽しみと出会える街だ。
文=ニッポンドットコム編集部