【360ºVR動画】浅草編:江戸風情漂う都内No.1観光スポット
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◆360度VR動画の楽しみ方◆
- PCで視聴する場合は、カーソルの操作でアングルを全方位に向けることができる。
- スマートフォンやタブレットのYouTubeアプリで視聴する場合は、デバイスの向きと映像の視点が連動する。また、スワイプ操作でもアングルを変更可能。
※ iOS及びIPadOSでは、VR動画をブラウザ上で再生するとアングル操作ができなかったり、3D動画が2画面のまま表示される場合があります。 - VRゴーグルやヘッドセットを利用すると、より没入感が得られる。
東京で最も歴史ある観光地
江戸時代から名所として親しまれる浅草。国内外からの観光客は年間3000万人を超え、コロナ禍前には訪日外国人のおよそ3人に1人が訪れたという。
浅草のシンボル雷門は浅草寺の表参道入り口にあり、赤い大提灯(ちょうちん)をバックに記念写真を撮る人でにぎわっている。現在の門は1960年に松下電器産業(現パナソニック)社長の松下幸之助が寄進したもの。提灯の裏側に書かれた正式名称「風雷神門」の通り、門の左右を風神・雷神の像が守っている。
雷門をくぐると、日本最古の商店街・仲見世(なかみせ)。約250メートルにわたって土産物や菓子などを扱う店舗が軒を連ねる。人混みを進むと、経典や寺宝を収蔵する宝蔵門がお出迎え。こちらは仁王像を安置している。境内西側には日本情緒を感じる五重塔が立ち、東を向けば高さ634メートルの東京スカイツリーと、古今の“タワービュー”が楽しめる。
正面のひときわ大きな建物が本堂で、7世紀に隅田川で拾い上げられた本尊の聖観世音菩薩像(しょうかんぜおんぼさつぞう)をまつっている。その御利益にあずかろうと参拝者が引きも切らない。日没後には本堂をはじめとする建造物がライトアップされ、昼間とは一転して幻想的な光景となる。
東門の二天門から延びる東参道を5分ほど歩くと、墨田川沿いに広がる墨田公園へ。春は花見、夏は夕涼みの人気スポットで、水上では遊覧船がゆったりと進む。対岸には東京スカイツリーとともに、不思議な建造物が見える。外壁が金色の建物は、泡立つビアジョッキをイメージしたアサヒビール本社ビル。隣は同社が運営するスーパードライホールで、金色のオブジェは「フラムドール(金の炎)」という。1989年に登場したこれらの建物も、今では浅草の名物となっている。
上流の鉄道橋沿いには、遊歩道「すみだリバーウォーク」が2020年に開通。夜にはライトアップされ、東京スカイツリーに向かうデートコースにもなっている。進化する観光地・浅草は、これからも訪れる人を楽しませてくれるだろう。
取材・文=ニッポンドットコム編集部