【4K動画】養殖でもフレッシュなおいしさが魅力の浦村カキ:三重県鳥羽市浦村町
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志摩半島の北東に位置する三重県鳥羽市浦村町は、カキの養殖が盛んだ。入り組んだ入江、波静かな生浦湾(おおのうらわん)には、数多くのいかだが組まれ、水面下のロープにカキがつるされる。通常のカキ養殖では稚貝から育て出荷するまで2、3年かかるが、ここでは1年で市場に出される。「浦村かき」と呼ばれる若いカキはやや小ぶりながら、身は柔らかく特有の臭みがない。カキはちょっと苦手という人でも、フレッシュで栄養満点な「海のミルク」を堪能できる。
生育期間を短縮できるのは、湾内に流れ込む川の水がミネラルを多く含み、カキのエサとなるプランクトンが豊富なためだ。10月ごろに出回り始めるが、産卵期を控えて身が肥えた冬場がベストシーズン。好きなだけ炭火で焼ける食べ放題の店から、さまざまなカキ料理を楽しめる専門店までが軒を連ねるエリアには、地元のファンや伊勢参りから足を伸ばす観光客でにぎわう。
映像提供:ZTV
テキスト作成:ニッポンドットコム編集部