【4K動画】えっ、紅白の鏡餅!?:ちょっと変わった金沢の迎春行事
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正月には、古代の丸い鏡にちなんだ鏡餅を供えて歳神さまを迎える。今も続く日本の風習だ。ふつうは白い餅だが、金沢では縁起のよい紅白2色の餅を使う。江戸時代、加賀藩主に献上された紅白の餅が起源で、長い歳月をかけて庶民にも浸透した。ただ、下が紅(ピンク)、上が白という前田家に対し、一般の家庭ではその逆。殿様と同じでは畏れ多いというので、上下反対にしたといわれる。
白餅の上にウラジロ、ホンダワラ(海草)などを敷き、紅餅には干し柿、ダイダイを置く。三方に載せ、床の間に据えるのが伝統的な飾り方だ。昔は家庭で餅をつき、食紅でピンクに色付けしたが、今ではスーパーなどで買い求めるのが一般的なようだ。
映像:金沢ケーブル「なぜだか金澤~見つけて加賀・能登」より