〈1983年の今日〉11月7日 : キトラ古墳で「玄武」発見
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奈良県明日香村にあるキトラ古墳でファイバースコープによる探査が行われ、石室の北壁から東西南北の四方を守る神の一つである「玄武」と思われる亀に蛇がからみつく図像を発見。
98年以降の調査で、四方神の「白虎」「青龍」「朱雀」や現存する東アジア最古の天文図、四神の下部には獣頭人身十二支像なども発見された。壁画が描かれたしっくいがはがれ落ちそうな状態になっていたため、はぎ取り後、修復されて古墳近くの「四神の館」で保管されている。同村内にある高松塚古墳と並び、大陸との交流を示す貴重な史料。
他にも過去の11月7日はこんな出来事が…
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バナー写真:キトラ古墳の石室からはぎ取った四神壁画の「玄武(げんぶ)」(奈良・明日香村の奈良文化財研究所飛鳥資料館)(2010年5月12日撮影)