今日は何の日:On This Day in Japan

今日は何の日:7月5日

経済・ビジネス 社会 歴史

GHQが三井物産、三菱商事に解散命令

1947(昭和22)年 連合国軍総司令部(GHQ)が財閥解体の総仕上げとして三井物産、三菱商事の2社に解散命令を通告。GHQを主導する米国は45年9月、日本経済の民主化に向け「日本の商工業の大部分を支配してきた産業・金融上の一大コンビネーション」の解体を促進する方針を発表。10財閥56家の持ち株を売却させた。さらに三井物産、三菱商事に対しては 〈会社解散および清算の即時開始を要請〉 〈過去10年間に部長以上の職にあった者が、共同して会社を新設することを禁止〉 〈職員が100人を超えて新会社を組織することを禁止〉 ―などを実施させた。

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その他の出来事

東京電燈が開業:日本初の電力事業者

1886(明治19)年 藤岡市助が、日本初の電力事業者として東京電燈(東京電力の前身)を開業。藤岡の母校工部大学校の創設に尽力した山尾庸三、大倉財閥創始者の大倉喜八郎らが発起人に名を連ねた。藤岡は帝国大工科(現東京大工学部)助教授を辞し、技師長に就任。電力事業の傍ら大学時代からの夢だった白熱電球の試作・研究を開始。1911年に、安価で丈夫なタングステン電球「マツダランプ」を発売し、国産電球の量産化に成功した。

バンダイの前身、萬代屋が創業

1950(昭和25)年 萬代屋(現バンダイ)設立。当初は輸出用玩具を製造販売していたが、『仮面ライダー』『宇宙戦艦ヤマト』などのキャラクター玩具で国内事業を拡大。『機動戦士ガンダム』のプラモデル(通称「ガンプラ」)がヒットし、現在も根強い人気を誇るロングセラー商品となった。ゲームメーカーのナムコと経営統合し、2005年にバンダイナムコホールディングスの下で玩具、プラモデルなどの事業を展開。

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大谷翔平選手が岩手県に生まれた

1994(平成6)年 米メジャーリーグのロサンゼルス・エンゼルスで活躍する大谷翔平選手が岩手県水沢市(現奥州市)で生まれる。リトルリーグの監督だった父の指導で幼少期から野球を始め、花巻東高校野球部で才能を開花させる。2013年、ドラフト1位で日本ハムファイターズ入り、投打二刀流で活躍。17年オフにエンゼルスに移籍。メジャーでも二刀流でプレー。21年シーズンにはイチロー以来、日本人としては2人目のシーズンMVPを獲得。22年にはベーブ・ルース以来約104年ぶりとなる、2桁勝利・2桁本塁打を達成。

Jonathan Hui-USA TODAY Sports/ロイター
Jonathan Hui-USA TODAY Sports/ロイター

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