今日は何の日:6月9日
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皇太子・雅子さま 結婚の儀
1993(平成5)年 皇太子(現天皇)と小和田雅子さま(現皇后)の「結婚の儀」が皇居・宮中三殿で国事行為として執り行われた。天皇皇后(現上皇夫妻)は出席せず、式後に皇太子ご夫妻は「朝見の儀」で両陛下にあいさつした。ご夫妻は夕刻にオープンカーでパレードし、沿道の市民20万人からの祝福に笑顔で応えた。一般の披露宴にあたる「宮中饗宴の儀」が6月15~17日の3日間、昼夜1回ずつ計6回、皇居豊明殿で行われた。
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その他の出来事
寛永寺版大蔵経が全巻完成
1648年(旧暦:慶安元年4月18日) 上野に寛永寺を開山した天台宗の高僧・天海(1536~1643)が企て、徳川家光の援助を受けた『寛永寺版大蔵経』が完成。日本で初めての木活字による経典。大蔵経は一切経とも呼ばれ仏教の全ての典籍を収録した叢書(そうしょ)。寛永寺版は1637(寛永14)年から順次刊行された。印刷に用いられた総数26万個を超える木(もく)活字は、2003年、国の重要文化財に指定された。
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「明治一代女」お梅の刺殺事件
1887(明治20)年 東京・浜町の待合の女将花井お梅が番頭八杉峰三郎を刺殺。お梅は柳橋、新橋で芸妓として名をはせた後、浜町に待合「酔月楼」を開業。実父との不和にからんで番頭の八杉を刺殺する事件を起こした。元名妓のスキャンダルは新聞などで大きく取り上げられた。終身刑となったが、1903年、特赦により出獄。波乱に満ちた生涯は、新内節『梅雨衣酔月情話(つゆごろもすいげつじょうわ)』、歌舞伎『月梅薫朧夜(つきとうめかおるおぼろよ)』、新派『明治一代女』などの題材となった。
サッカーW杯で日本初勝利
2002(平成14)年 国際サッカー連盟(FIFA)ワールドカップ日韓大会のグループリーグ第2戦、日本代表がロシアを1-0で下し、サッカーワールドカップで初勝利を挙げた。後半5分、中田浩二、柳沢敦とつないだボールを稲本潤一が左足で押し込み先制点を決めた。稲本は2-2と引き分けた初戦のベルギー戦に続き、2試合連続での得点。日本は勝ち点4でグループ首位に立った。日本対ロシア戦は横浜スタジアムで行われ、フジテレビが中継。平均視聴率は66.1%で国内サッカー中継歴代1位だった。
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改正入管難民法が成立
2023(令和5)年 難民認定手続き中は強制送還を停止する規定に例外を設け、3回目以降の申請者は送還可能とすることを柱とする改正入管難民法が参院本会議で賛成多数で可決、成立。24年6月10日施行。