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日本文学研究者ドナルド・キーンさん死去
2019(平成31)年 日本文学研究者として作品を広く世界に紹介し、文化勲章を受章したコロンビア大名誉教授のドナルド・キーンさんが、心不全のため東京都内の病院で死去した。96歳だった。日本文学に関心を持ったのは、日米開戦間近の1940年、英訳『源氏物語』を読んだのがきっかけ。戦後は京都大大学院に留学し、日本での学究生活が始まった。日本語、英語で多くの著書、翻訳を残した。2012年に日本国籍を取得した。
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その他の出来事
明治政府、キリシタン禁教の高札を取り除く
1873(明治6)年 明治政府がキリシタン禁制の高札を取り除き、キリスト教を黙認。潜伏キリシタンの信仰、外国人宣教師らによる布教活動が事実上自由化された。明治初年、政府は庶民が守るべき事項を記した5枚の高札を掲げた。第3の高札で切支丹(キリスト教)・邪宗門(政府に敵対する宗教)を禁じるとした。徳川幕府の非寛容な宗教政策を踏襲したことに、欧米列強は強く反発。政府は外交顧問シャルル・ド・モンブランの「当面は黙許するのがよい」との進言を受け入れ、第3の高札を撤去した。
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新幹線が最高速度記録286キロ達成
1972(昭和47)年 新幹線新大阪−岡山間の延伸開業を前に国鉄は、新型車両開発に向けた速度向上試験を実施。この日開業前の山陽新幹線姫路−西明石間の上り線で、当時の日本国内の鉄道車両最高速度記録となる時速286キロを達成した。車両は0(ゼロ)系をベースに改良が加えられた2両編成。新型車両開発は国鉄民営化の動きなどにより遅れ、85(昭和60)年に0系の後継車両が100系として登場した。
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新宿御苑で大喪の礼
1989(平成元)年 昭和天皇の大喪の礼が国の儀式として新宿御苑で行われた。163カ国の代表も含め内外の要人9800人が参列。大喪の礼が終わると、昭和天皇は八王子市の武蔵野陵に埋葬された。